3月14日にEC-CUBEの新バージョンEC-CUBE3.0.14がリリースされた。このバージョンアップにより、134件もの機能が改善され、またより使いやすいCMSとなったのである。
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このEC-CUBEは推定30,000店舗以上で実際に稼働しており(EC-CUBE開発の株式会社ロックオンより)、日本一のEC構築オープンソースと言われている。EC-CUBEは、ECサイト構築用のオープンソースで利用できるプログラムであるが、昨今、自社でECサイトを運営している企業もかなり増えてきている。
例えば、先日ニュースにもなっていたが、スキンケア商品などのオンラインショップを運営している「ドクターシーラボ」は、通販売上が200億円を超える(2017年度は244億円の見込み)という。そのような企業にとってECサイトはまさに会社の柱となる存在である。ましてやドクターシーラボのように、サイトのリニューアルに伴い一時的に通販サイトを停止するという事は、会社の売上を大きく左右する。
実際、2017年1月31日から3月13日まで、システムメンテナンスのため通販サイトを休止していたことにより、約11億円もの減収を見込むこととなってしまったようだ。
このような大規模の売上でなくとも、今後もこの「ECサイト」は無くてはならない存在であることに違いない。今はまだECに着手していない企業も、これから益々EC市場に参入し、より市場が活性化され、同時にライバル同士の熾烈な競争が行われるのだろう。
その為にも、EC-CUBEという存在も大変重要な存在であるのだが、今回新バージョンがリリースされたことに続き、2017年夏以降には、さらにデザイン・機能を大幅に向上させたEC-CUBE3.1がリリースされるようだ。開発側もバージョンアップが大変だと思うが、よりマーケットを活性化させるため、そしてECサイトにこれから取り組んでいこうとしている方にとって、より分かりやすいシステムを作ってくれたら嬉しい限りだ。
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